投資の雑学 ~債券編~
- 投稿日:2012年12月17日
- 最終更新日:2013年05月28日
- カテゴリ:FP大家の投資
債券は発行元で分けられる
債券とは、お金を貸した場合に発行される証券のことです。債券への投資の場合、基本的には、お金を貸して利子を受け取る事により、利益を上げます。
投資期間全体で考えた場合、幾ら利子を受け取っても、貸したお金が返ってこないと、大部分の投資はマイナスになります。
このため、どのような貸出先に貸し出すのか?が重要になってきます。
このため、以下のように、貸出先によって、名前を変えて呼んでいます。
- 国債(ソリブン)
日本や外国が借り手の場合 - 公社債
地方公共団体や政府機関、外郭団体などが借り手の場合 - 社債
一般企業が借り手の場合
一般的に国や地方公共団体、公社など公共性の高い相手であれば返してくれる確率が高いと考えられています。
このため、利率が低く設定されている場合が多いです。
では、なぜ、利率が低いのでしょうか?
貸出利率の決まり方
投資家は、利子で儲ける以上、貸出利率は高いにこしたことはありません。では、この利率はどのように決められるのでしょうか?
利子が決まる要因は大まかにいうと以下の2つです。
- 借り手の信用度
- 借り手・貸し手の需要と供給
それぞれ見ていきましょう。
借り手の信用度
先ほどもお話しましたが、貸したお金が返ってこないとマイナスになります。このため、貸し手の投資家は返してくれるか?を見ます。
返してくれなさそう・・・と思うと当然貸さなくなりますよね。
貸さないまではいかなくても、利子が多くもらえるのであれば、マイナスになる分も減るので、貸し手もよいと考える方もいるでしょう。
この場合、利子が多くなるように利率が高くなります。
逆に返してくれることが確実だと思えば、多少利子が少なくても良いと考える方もいるでしょう。
この場合、利子が少なくなるように利率が低くなります。
このように、返してくれるか?という信用度により、利率が変動します。
借り手・貸し手の需要と供給
簡単にいうと、お金の借りたい人と貸したい人、どちらが多いか?で利率が変わります。貸し手は利率を高くしたい、借り手は利率を低くしたいというのが一般的な考え方(というより当たり前)ですが、それでは、貸し借りができなくなります。
そのため、実際の投資の場面では、以下のような逆の現象が起きます。
投資家は、お金を貸して初めて利子が得られるので、どうしても利子が欲しい場合は、他の貸し手より多少利子が少なくても、貸そうとします。
利子が少なくなるのですから、利率は低下します。
借り手は、貸してくれる人が少なければ、多少利子が多くても、借りざるを得なくなります。
利子が多くなるのですから、利率は上昇します。
この両者のバランスが取れたところで、利子が決まるのです。
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