敷金返還額について
- 投稿日:2012年12月24日
- 最終更新日:2018年07月31日
- カテゴリ:FP大家の実践
大家さんとして良く話題になるのが退去時の原状回復と敷金の返還です。
ネットの情報が増えてきたこともあり、敷金は全額返還されるものだ!と思われている入居者さんもいます。
通常の使い方をされていて、契約書に記載がないのでしたら、全額ではなくても返還されるものです。
ところが、全額返還されるといわれる方には、1円でも減らされるのがあり得ないと言われる方もいます。
このような方とお話をする場合に、参考資料としていただきたいのが、国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』です。
もともと、このガイドラインは原状回復に関する敷金の返還の問題の多発、特に敷金の返還額を過少に見積もることが問題とされて作られたものです。
ところが、内容を見ると大家さん側に不利な内容というほどではなく、大家さんや入居者さんの負担が客観的に見て平等になるように決められています。
大家さんによっては、返還額が多い!と、また、入居者さんによっては、返還額が少ない!と感じるかもしれません。
判例などもふまえて、書かれているガイドラインなので、トラブルを発展させないためにも参考にされると良いです。
このガイドラインについては、なぜ作ったのかなど、敷金返還ガイドラインとは?で、もう少し詳しく、お話しています。
ご興味のある方はご覧ください。
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