不動産投資をしたら生命保険を見直そう!
- 投稿日:2012年08月06日
- 最終更新日:2017年12月13日
- カテゴリ:FP大家の実践
生命保険の見直しなどというと、保険を売りつけられると身構えるかもしれませんが。。。
保険の販売はしていないので、ご安心を。
ここでは、不動産の持つ生命保険的な機能の説明をしたいと考えています。
生命保険は何のために必要なの?も参考にご覧ください。
生命保険の必要金額は?
ここでのお話は、保険の販売ではないので、金額をどのくらいにするとかはしません。どのように見直すか?に必要な部分に絞ってます。
生命保険の必要金額は?も参考にご覧ください。
生命保険に必要な金額の計算式は、ざっくり以下になります。
※見直し説明用のざっくり計算式なので、本当に必要な金額を求められる場合には、ライフプラン表などを作られることをお勧めします。
必要金額=(生活費+遊興費)×生存年数+学費×残存学齢+葬式代など+相続費用(+その他・・・)
- 生存年数
- 後何年生きられるか?
平均寿命を使う場合が多いですが、正直なところ、決めの問題です。 - 残存学齢
- 後何年学校に行くか?
厳密に言うと、お子さん一人ひとりを分けて計算します。
不動産の生命保険的な機能
生命保険的な機能を説明する上で肝になるキーワードは団信(団体信用生命保険)と家賃収入です。 団信(団体信用生命保険)はわかりやすいので、先に団信(団体信用生命保険)から説明します。 その後、うちは持ち家だから家賃収入はない!という方のために補足説明しますね。目次
団信(団体信用生命保険)について
賃貸物件にしても持ち家にしても銀行ローン(住宅ローンやアパートローンなど)で購入している方が多いです。中には持ち家の場合、現金で買われている方もいますが。。。その方は団信については機能しないです。
当然、銀行ローンを払い終わった方も団信がなくなっていますので、機能しないです。
団信(団体信用生命保険)はその名前の通り、生命保険の一種です。
細かな説明は省いてわかりやすくすると、保険金の支払先が銀行になる生命保険です。
保険金で借金(銀行ローン)を払ってくれる(無くしてくれる)ものです。
通常は銀行が保険代を払ってくれる(正確には利子として保険代が上乗せされている)ので、 生命保険にはいっている感覚はないですけど。
そうすると持ち家や賃貸物件を買うと、銀行が生命保険に入ってくれるので、その分の生命保険が削れます。
家賃収入について
賃貸物件の場合
家賃が毎月入ってきますので、わかりやすいですね。持ち家の場合
借家の場合、毎月家賃を払わないといけないです。持ち家の場合は、自分が自分に家賃を払っていると考えれば、家賃収入があることになります。
どうなる?
収入があるので、その分、生命保険の必要な金額から減らせることになります。では、どのように減るのでしょうか?
式に当てはめてみました。
必要金額=(生活費+遊興費-家賃収入)×生存年数+学費×残存学齢+葬式代など+相続費用(+その他・・・)
-団信分+団信分に相当する不動産の相続費用
家賃収入は基本的に継続的に入る収入なので、生活費と同じ場所に入ります。
ややこしいのは、団信分です。
+団信分に相当する不動産の相続費用と増加分があります。
借金(銀行ローン)がなくなるのですが、その分、相続財産である不動産の資産価値が増えます。
その増えた資産価値に応じて、相続費用が発生する仕組みです。
単純に、団信分が全額減るわけではない!と覚えていただければよいと思います。
簡単な見直しで重要なのは、家賃収入です。
生活費が減ると、生存年数が長いほど、言い方を変えると若い人ほど、必要金額が減ってきます。
減った分が見直し後の金額です。
<ご注意> 意図的に省略・割愛している部分があります。
タグ:不動産投資, 保険, 団体信用生命保険, 投資の考え方, 生命保険
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