FP大家さん 不動産投資入門

生命保険の保険金の考え方


生命保険は何のために必要なの?

さて、生命保険は何のために必要なのでしょうか?

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一言でいうと、残された家族のためです。
もう少し言うと、残された家族が今後生活していくうえで、必要な資金を確保するためですね。

では、どのような資金が必要なのでしょうか?
資金というよりは、費用といった方が感覚的にはわかりやすいですね。

  1. 生活費
  2. 特に一家の稼ぎ頭がなくなった場合、その後の生活に支障が出ます。
    住居費や食費、服などの装飾費、携帯などの通信費・・・など、生活していく上で必要な費用はいろいろあります。
    その費用をどう賄うか?が最大の課題です。

  3. 学費
  4. お子さんがいれば、学費や仕送りなど、金額的には大きなお金が必要になってきます。
    学資保険や生命保険の増額など、されている方は多いのではないでしょうか?

  5. 遊興費
  6. 趣味や旅行など、残された家族が生活をしていくには必要になってきます。
    特に、毎年旅行に行っていたなど、イベントとして定着している場合もあり、なかなか止められるものでもありません。
    この費用もそれなりにいりますよね。
  7. 葬式代など
  8. 葬式の費用は貯められていれば良いですが、案外、難しいものです。
    やり方にもよりますが、急な出来事でよくわからず、気が付くとそれなりの金額が必要なっていることがあります。
    この費用を賄うタイプの保険もあります。
    特に高齢者向けの保険に多いですよね。

  9. 相続費用
  10. 今年(平成23年)の増税で、今まで必要なかった方まで相続税が発生する可能性が出てきました。
    相続税がなくても、いろいろな手続きや調査など、相続に関連する費用がいろいろと掛かってきます。
    この費用は案外、忘れられていたり、考慮から抜けているので、注意が必要です。

こうして挙げていくといろいろと出てきます。
まだ、他にもある!と言う方がいてもおかしくありませんね。


生命保険の必要金額は?

生命保険に必要な金額の計算式は、ざっくり以下になります。
※どのように考えるか?に絞ってます。
※見直し説明用のざっくり計算式なので、本当に必要な金額を求められる場合には、ライフプラン表などを作られることをお勧めします。

必要金額=(生活費+遊興費)×生存年数+学費×残存学齢+葬式代など+相続費用(+その他・・・)

生存年数後何年生きられるか?余命寿命(※1)を使う場合が多いです。
残存学齢後何年学校に行くか?お子さん一人ひとりを分けて計算します。
生活費+遊興費毎月使っている金額×12で計算します。
学費幼稚園~高校(※2)すべて公立の場合:507.9万円
すべて私立の場合:1700.9万円
大学(※3)公立の場合:244.2万円
葬儀代約200.0万円(※4)
相続費用相続財産の調査費など手数料、相続税など

※1 厚生労働省の平成22年簡易生命表によると、男の平均寿命は79.64年、女の平均寿命は86.39年です。

※2 文部科学省の平成22年度子どもの学習費調査 より
公立私立
幼稚園約23万2千円約53万8千円
小学校約30万4千円約146万5千円
中学校約46万円約127万9千円
高等学校(全日制)約39万3千円約92万3千円

※3 文部科学省の平成22年度国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果 より
授業料約53万5千円
入学金約28万2千円
検定料約 1万7千円

※4 2010年 日本消費者協会『第9回葬儀についてのアンケート調査』 より

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