減価償却という魔法の言葉 ~ お金を払っていないのに費用になる ~
目次
減価償却とは?
中古品と新品、どちらが価値がありますか?ビンテージとかお宝になるような古いものを除けば、新品ですよね。
使っていれば壊れやすくなったり、なくなっていったりと、物の価値は下がっていきます。
不動産投資の対象である建物も同じです。
土地はなくなったり、壊れたりしませんが、建物は壊れたりします。
すると、時間が経つと建物の価値が下がっていきます。
この価値の減少を、読んで字のごとく「減価」といいます。
でも、すぐになくなったりしないですよね。
このため、時間の経過に合せて、減価していきましょう。。。と言うのが減価償却の考え方です。
支払は無い。でも、経費となる?
価値が減るので、建物という資産が減ることになります。資産が減るのだから、税金面で経費として減った分を見ますよ。と言うのが減価償却費です。
あれ、でも、支払はしていないですよね。
経費って言うことは税金が減るの?
そう、そのとおりで、お金は減っていませんが、経費として利益を減らすことが出来ます。
他の投資では、時間の経過では経費にはなりません。
そのまま投資物件として使えるのに、経費になります。
仮に家賃が下がらないとすると、手元に残るお金が増えます。
これが、不動産投資の有利な点の一つです。
手元に残ったお金を元手に他の不動産を買ったりすることで、資産拡大が狙えます。
このように、減価償却費は、資産を拡大するには、もってこいの制度なのです。
タグ:不動産投資, 不動産簿記, 投資の考え方, 支払と費用
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