ディスカウントキャッシュフロー(DCF)とは?
- 投稿日:2018年08月14日
- カテゴリ:FP大家の投資
目次
収益還元法とは? ~ディスカウントキャッシュフロー(DCF)~
今回は、投資規模の考え方で、お話しました収益還元法(ディスカウントキャッシュフロー)についてお話ます。ディスカウントキャッシュフローとは
ディスカウントキャッシュフローとは、企業や事業、資産の価値を収益性の観点から計算する為の考え方です。「企業・事業や資産の価値は、将来得られるキャッシュフローの総和である」、という考え方があります。
言い換えると、事業や資産を活用することで入ってくるお金を全部足したものがその価値だということです。
これをプレゼントバリュー(PV、現在価値、現存価値)といいます。
しかし、将来得られるキャッシュフローは「割り引いて」計算される必要があります。
というのも、1年で5%の利子がつく定期預金があったとしましょう。(たとえ話ですので、現在、そんな定期預金は無い・・・という突っ込みはなしです)
放っておいても、必ず、1年経つと5%増えるのですから、1年後の105万円と現在の100万円は同じ価値と言えます。
これが意味するのは現在の100万円と1年後の100万円は同じ価値ではないということです。
1年後の105万円と同じ価値なのですから、1年後の100万円は現在の100万円から「割り引かれる」必要があるのです。
これを割引キャッシュフローといい、割引を意味する英単語のDiscount(ディスカウント)を当てはめて、ディスカウントキャッシュフロー(DCF)とも呼ばれます。
計算方法は?
プレゼントバリュー(PV)の具体的な計算方法は以下の通りとなります。PV=1年目のFCF/(1+割引率)+2年目のFCF/((1+割引率)×(1+割引率))+3年目のFCF/((1+割引率)×(1+割引率)×(1+割引率))+・・・
フリーキャッシュフロー(FCF)=税引き後営業利益+減価償却費+設備投資額±運転資本増減
この手法は、利回りに基づく不動産の適正な物件価格を算定する方法としても用いられており、収益還元法と呼ばれています。
ただし、不動産に用いる収益還元法では、不動産の売却損益までを含めて計算することもあります。
その場合、PVの計算には、上記のPVに想定される売却損益を加えた金額が用いられることになります。
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