投資規模の考え方
- 投稿日:2012年11月12日
- 最終更新日:2018年08月13日
- カテゴリ:FP大家の実践
不動産投資で必要な投資規模の考え方
不動産も投資である以上、リスクとリターンの考え方は同じです。要するに、ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン。
ですので、規模が大きければ大きいほど良い・・・というわけではありません。
過剰なリターンの追求は、危険なリスクを呼ぶことになります。
このため、それぞれの方にあった、リターンがどのくらいの投資規模があれば、
達成できるのかについて考えて見ます。
必要な金額を考えよう!
さて、投資をして、何を実現したいでしょうか?- 不労所得
- 年金代わり
- 資産が持ちたい!
- 金持ちになりたい!
みなさんそれぞれの目的があるはずです。
では、そのためには、どのくらいのお金が必要でしょうか?
毎月・毎年いくら必要か考えたことはありますか?
考えたことがなければ、ここで考えてみてください。
考えたことがあれば、ここで思い出してみてください。
・・・
・・・
・・・
その金額が、必要な金額です。
投資額は?
必要な金額がわかれば、あとは、算数の問題です。以下の式で計算しましょう。
投資金額=必要な金額÷期待利回り
- 期待利回り
- 期待する利回りです。
先ほども出てきましたが、利回りが高いと、その分どこかでハイリスクになります。
また、注意しなければならないのは、広告などでよく出てくる『利回り~%』の数字ではないことです。
『ネット利回り』と呼ばれるものになります。
リターン(利回り)とは?
物件売買の広告などに載っている『利回り~%』は、表面利回りと呼ばれるもので、以下の式で計算できます。表面利回り=GPI(年間家賃の総額)÷物件の代金
それに対して、ネット利回りは以下で計算されます。
ネット利回り=NOI(純利益)÷総投資額
NOI(純利益)=GPI(年間家賃の総額)-必要経費
必要経費=固定資産税+都市計画税+損害保険料+火災保険料+管理費+修繕費
総投資額=物件の代金+各種手数料(仲介手数料・銀行への手数料)+不動産取得税
+登記費用等(登録免許税+司法書士への手数料)
式が多くて大変ですが、中身は算数の世界ですから、難しくはありません。
式の中に総投資額が出てきているので、前の記載と同じになります。
不動産投資の世界では、収益還元法(ディスカウントキャッシュフロー)などと呼ばれていて、もとの計算式は、上のものより、複雑になります。
上の式は単年で計算していて、期間の部分を省略しているためです。
必要な投資規模を求めるには、簡略化した方が計算しやすいので、このようにしています。
収益還元法(ディスカウントキャッシュフロー)の正確な計算式については、ディスカウントキャッシュフローとは?で、お話します。
必要資金は?
後は、銀行からの借り入れがいくらか?で、投資に必要な信金が出てきます。次の式なのですが、説明するまでもないですかね。
必要資金=総投資額-銀行からの借り入れ
これで、必要資金と投資規模を求めることが出来ました。
実際には、投資規模がある程度想定できた段階で、投資規模に合う物件を探してみて、
その後の計算をするようなステップを経ることになりますので、一度には計算できないですね。
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