FP大家さん 不動産投資入門

投資規模の考え方


不動産投資で必要な投資規模の考え方

不動産も投資である以上、リスクとリターンの考え方は同じです。
要するに、ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン。

ですので、規模が大きければ大きいほど良い・・・というわけではありません。
過剰なリターンの追求は、危険なリスクを呼ぶことになります。

このため、それぞれの方にあった、リターンがどのくらいの投資規模があれば、
達成できるのかについて考えて見ます。


必要な金額を考えよう!

さて、投資をして、何を実現したいでしょうか?

  • 不労所得
  • 年金代わり
  • 資産が持ちたい!
  • 金持ちになりたい!


みなさんそれぞれの目的があるはずです。

では、そのためには、どのくらいのお金が必要でしょうか?
毎月・毎年いくら必要か考えたことはありますか?

考えたことがなければ、ここで考えてみてください。
考えたことがあれば、ここで思い出してみてください。

・・・
・・・
・・・

その金額が、必要な金額です。

投資額は?

必要な金額がわかれば、あとは、算数の問題です。
以下の式で計算しましょう。


投資金額必要な金額÷期待利回り

期待利回り
期待する利回りです。
先ほども出てきましたが、利回りが高いと、その分どこかでハイリスクになります。
また、注意しなければならないのは、広告などでよく出てくる『利回り~%』の数字ではないことです。
『ネット利回り』と呼ばれるものになります。

リターン(利回り)とは?

物件売買の広告などに載っている『利回り~%』は、表面利回りと呼ばれるもので、以下の式で計算できます。

表面利回り=GPI(年間家賃の総額)÷物件の代金


それに対して、ネット利回りは以下で計算されます。

ネット利回りNOI(純利益)÷総投資額

NOI(純利益)GPI(年間家賃の総額)必要経費

必要経費=固定資産税+都市計画税+損害保険料+火災保険料+管理費+修繕費

総投資額=物件の代金+各種手数料(仲介手数料・銀行への手数料)+不動産取得税
     +登記費用等(登録免許税+司法書士への手数料)


式が多くて大変ですが、中身は算数の世界ですから、難しくはありません。

式の中に総投資額が出てきているので、前の記載と同じになります。
不動産投資の世界では、収益還元法(ディスカウントキャッシュフロー)などと呼ばれていて、もとの計算式は、上のものより、複雑になります。
上の式は単年で計算していて、期間の部分を省略しているためです。

必要な投資規模を求めるには、簡略化した方が計算しやすいので、このようにしています。

収益還元法(ディスカウントキャッシュフロー)の正確な計算式については、ディスカウントキャッシュフローとは?で、お話します。

必要資金は?

後は、銀行からの借り入れがいくらか?で、投資に必要な信金が出てきます。
次の式なのですが、説明するまでもないですかね。

必要資金総投資額-銀行からの借り入れ



これで、必要資金投資規模を求めることが出来ました。

実際には、投資規模がある程度想定できた段階で、投資規模に合う物件を探してみて、
その後の計算をするようなステップを経ることになりますので、一度には計算できないですね。

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