中古物件を購入するに確認したい新耐震と旧耐震の違い
- 投稿日:2018年08月06日
- カテゴリ:FP大家の投資雑記
目次
中古物件を購入するに確認したい新耐震と旧耐震の違い
中古物件へのハードルが低下
売主がリノベーションを行い、実質的には新品同様の住まいとして活用可能なように、現代的な内装と最新の設備に刷新した不動産物件が出てきました。また、自分で間取りを変えたり、リノベーションをする前提で、魅力的な立地や価格の中古マンションや中古一戸建てのマイホームを購入することもあります。
このようなことにより、以前よりも、中古物件を購入する事に抵抗が少なくなってきているように感じます。
投資物件としても、このようなリノベーションを行った物件などは、魅力的な投資対象になる場合も出てきました。
気になる耐震基準とは?
とは言え、中古物件を買うとなると、注意しなければならないことがあります。それは、耐震基準です。
耐震基準は、地震の揺れにどれだけ耐えられるか?という基準です。
見直しされてるの?
この耐震基準なのですが、大震災があるたびに、日本国内の耐震基準は見直されています。毎回のように見直されていますが、特に大きな耐震基準の見直しは、1981年6月に行われました。
この1981年6月より前の基準を「旧耐震」それ以降を「新耐震」と呼んでいます。
何が違うの?
簡単に言うと、「大地震が起こっても人名に影響しないようにした」です。具体的には、大地震で建物が倒壊すると、人が下敷きになったりするので、倒壊を防ぐ構造にすることになりました。
と説明したいところですが、実は、下記のように大地震の定義が変わりました。
- 旧耐震では震度5で倒壊しないこと
- 新耐震では震度7で倒壊しないこと
ところが、ご承知のように震度7の地震が起こります。
それだけではなく、熊本地震のように、震度7の地震が続けて発生することも起こりました。
このため、建築された年数が前になるほど、今現在の状況では強度不足となる可能性が高くなります。
損害保険も違う・・・
損害保険に加入する時、この新耐震か旧耐震かで保険料が変わってくることがあります。実際、旧耐震の方が保険料が高くなることが多いです。
また、加入の手続きで、新基準の方ならスムーズに行きやすいですが、旧基準だと対応が必要だったり、加入自体できないこともあります。
耐震基準のお話なので、地震保険を真っ先に思い浮かべる方が多いですが、火災保険でも違いが出ることがあります。
それは、耐震基準の変更と合わせて、耐火基準なども変更されていることがあるからです。
地震の後に火災が起きることは多いので、耐震基準だけではなく、耐火基準も合わせて見直されることがあります。
このため、火災保険の保険料が変わるなどの違いが出ます。
注意するのは?
「旧耐震」の不動産は危ないと買い控えされるのを防ぐために、耐震基準が古い事を隠したり、耐震強度が偽装されていることがあります。物件選びでは、建築年数と耐震強度は関係しているので、物件案内のチラシの記載が違っていないか?を確認することが必要になってきます。
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