保険と貯蓄 ~投資面から見た関係~
- 投稿日:2013年01月14日
- 最終更新日:2013年04月21日
- カテゴリ:FP大家の投資雑記
貯金は三角、保険は四角というたとえがあります。
私も最初に聞いた時には、三角?四角?何のこと?と思いました。
三角?四角?
三角とか四角とかは、お金の量と時間を表しています。定期預金などの場合、時間が経つ毎に預金残高が増えていきます。
グラフにすると滑り台のような形(直角三角形)ができます。
このグラフから貯金は三角と言います。
では、保険の四角は?
保険は基本的に掛けた時から金額が一定です。
このため、グラフにすると四角形ができます。
このグラフから保険は四角と言います。
四角なので、保険の方が優れているように見えます。
果たしてそうでしょうか?
投資としてみると・・・
さて、投資としてみてみましょう。保険は基本的に事故が起こった場合に支払われます。
中には、事故が起こらなければお祝い金が支払われるタイプもありますが・・・
お祝い金の話は、説明をわかりやすくするために後回しにします。
まず、投資なので、保険の解約返戻金がいくらになるのか?で考えます。
投資の場合、事故は起きてほしくないので。 そうすると、保険も四角にはなりません。
それでは三角になるのか?というとそうでもないです。
保険会社の手数料などがかかるため、最初のだいたい3年位はマイナスです。
その後、投資によって順調に増えていく事になります。
問題になるのは、増えていって、貯金と同じになるのがいつなのか?です。
先ほども出てきた手数料の問題があるので、通常、10年位では追いつかないことが多いです。
今のように投資環境が良くなければなおさらです。
金利が低い(というよりほぼ無い)現状でも、お金を貯めるのであれば、保険よりは貯金の方に軍配が上がります。
もともと保険は事故に備えるものなので、お金を貯めるためのものではないです。
さて、後回しにしていたお祝い金についてです。
お祝い金についても、支払いなどで手数料がかかる以上、解約返戻金同様、少なくなっています。
ためしに、お祝い金が支払われるまでに払う保険料の合計とお祝い金を比べてみましょう。
9割以上の確率でお祝い金の方が少ないはずです。
投資として考えるのであれば、保険の方が貯金より小さい三角になります。
何度も言うようですが、保険は保険、良くも悪くも保険なのです。
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